pHとは

1). pH (ピーエイチ)とは?

人でも優しい人・厳しい人という性格があるように、水にも固有の性質があり、
pH は水の性質を知るための一つの目安として使われます。
化学的にいうと、pH は溶液中の水素イオン濃度 〔H+〕の量を表しています。

2). pHの数値

本来、温度が一定のとき水は[H+] と[OH-] が同じ量で存在しています。 pHは一般的に数値が1から14( 10-1~10-1竅エmol/l)であり、この範囲以外ではあまり使われません。
pH値が7より小さいとき酸性を示し、7より大きいときアルカリ性を示します。  ※10-1=0.1

3). 日常生活ではどんなものがあるでしょう?

上記のもの以外でも、酢・炭酸飲料などは酸性、 アンモニア水などはアルカリ性を示します。
口にすると酸性はすっぱく、アルカリ性は苦く感じ、またアルカリ性は手で触るとヌルヌルした感覚があります。

4). 飲料水の水質基準では?

飲料水水質基準では、pH 5.8~8.6(弱酸~弱アルカリ)と定められています。広範囲だなと感じるかもしれませんが、一言に水といってもさまざまな環境におかれているので、pH値も影響を受けます。
例えば、井戸水においては主に弱酸性を示し、藻の生えた貯水池においてはアルカリ性を示します。浄水場から供給される飲料水が水質基準を超えることはまずありませんが、消毒剤の次亜塩素酸ナトリウムの影響により、水質基準の中で若干高めです。
基準値以下(pH 5.8> )のときは塩素剤、基準値以上(pH 8.6< )のときは、次亜塩素酸ナトリウムの過剰添加が考えられます。
pH値の水質基準は人体に対する影響に関するものではなく、浄水処理の方法や設備などの腐食という観点から設定されています。

 

5). 測定方法

≪ガラス電極法≫
右図のように、検水中にガラス電極と比較電極を入れ、
両電極間に生じる電位差を測定し、マルチ水質計に表示させpHを求める。