【参考】 一酸化炭素について (2009.06.16)
先日の事故をうけ関心が高まっております、”一酸化炭素” について簡単にですがご説明させて頂きます。
皆様の参考になれば幸いです。
■ 特 徴 ■
無味・無臭・無色・無刺激
空気より若干軽い(空気=1、一酸化炭素=0.967)
低濃度でも、酸素運搬能力を低下させ酸素欠乏状態を招きやすい
■ 発生原因 ■
木炭コンロ、ガス湯沸かし器、ストーブなどの不完全燃焼によって発生します
■ 症状 ■ (現場状況や個人差がある為あくまで参考です)
100ppm―1~3時間 前頭部に軽度の頭痛・ほてり
500ppm―1~3時間 吐き気・後頭部の頭痛
1500ppm―20分~30分程 頭痛・めまい・吐き気
10000ppm―1~5分 死亡に至る
高濃度の一酸化炭素を吸った場合、自覚症状を覚えることなく急速に昏睡に陥り、そのまま
吸い続ける悪循環になり、やがて死に至ります。
※先日の山口県の事故では30000超ppm以上を検出していました
※空気環境測定の基準は10ppm以下です(建築物衛生法)
労働安全衛生法では50ppm以下になっています
軽度の症状(顔の火照り、頭痛)では、ガスにさらされていると気がつきにくく、またそれらは
他の病気でも起こりうる症状(風邪等)なので一酸化炭素中毒という症状と結びつかないことが
あります。
■ 対策 ■
一酸化炭素は不完全燃焼時に大量に発生する為未然に防ぐことは困難です。対策として
こまめな換気を行なうことが挙げられます。
特に機械室など換気の必要のある部屋では注意が必要です。
ストーブ・湯沸し器など燃焼機器のチェックやボイラー施設等の定期的なメンテナンスも
状態を知ることができ有効です。
また、気中測定を行い、空気中の一酸化炭素濃度を明確することも可能です。
気中測定についてもご質問等ございましたらお気軽にお問合せ下さい。








