mizushori ここだけの話

私達サービスエンジニアの現場での奮闘の日々、喜んでいただいた出来事をお伝えします。


水質検査

給湯系統にもご注意下さい!管末器具の多い施設でのレジオネラ対策

レジオネラ属菌は冷却水・浴槽循環水系統で繁殖し、ミストとなって 呼気から肺の中マクロファージという細胞内で繁殖、発症を起こす感染症として知られていますが、 給湯系統からの感染が最近問題となり、管理の盲点となっているようです。 シャワーヘッド・混合栓などの管末器具の多い施設(病院・介護施設・ホテルなど)においては、 使用頻度が少ないことや通水量が少ないことで、系統内にバイオフィルム(ぬめり)が発生し、 さらにその中で発生した原生動物のアメーバー内でレジオネラ属菌は繁殖します。 この場合、ぬめりごと除去しない限り、レジオネラ属菌は水と共に管末より出続けます。 また、貯湯槽内も繁殖の温床になる場所として注意が必要です。年に1回は清掃・消毒を実施してください。   ◆管末の日常メンテナンス ・シャワーヘッドは定期的にヘッドを消毒剤に漬けて内部の菌を消毒し、ヘッド内の汚れ状況を確認する ・混合栓内は滞留しやすい構造の物もあり、高温水による熱消毒で流しだす ・いずれの器具も洗浄後は、水のみで流しておくと再汚染防止になる ▶▶注意 配管内で繁殖してしまった場合には、給湯温度をあげて管末で流しても、管末までの間を消毒できるだけの 温度にならないことも多いため、レジオネラの消毒が不十分になることがあります。   ◆ 菌が繁殖した場合 現状の管末でのレジオネラ属菌検査(培養法)を行うことで状態を把握することができますが、 レジオネラ属菌が発生する危険性を調べる方法として LAMP法(ランプ法)を活用します。   病院・介護施設など高温の湯で消毒が難しい場合には、まずLAMP法で現状確認されることを お勧め致します。陽性となった場合の対処方法としては、系統の全配管洗浄が有効です。 根本的な解決としては、出来るだけ管末器具を減らすことや死水配管を作らないようにすることが必要です。   万が一のレジオネラ属菌検出の場合でも、当社なら検査だけでなく 貯湯槽の清掃や浴槽循環回路洗浄など、すべて自社で緊急対応させて頂きます。 検査から洗浄まですべて自社で施工! 大阪本社 福原 関連ページ :水質管理 ↑↑当社facebookはこちらから


給湯系統から黒色の異物が発生!正体は!?

自然冷媒ヒートポンプ給湯器を使用している現場で、黒色の異物の発生が確認されました。 この異物は、現場で使用している水由来のものか? もしくは、機器由来なのか?を調査しました。 ◆分析結果◆ 今回の分析から、異物は機器の腐食や地下水に含まれた金属成分ではないことが 分かりました。 そのため、黒色異物の正体はポリビニルブチラールと言われる樹脂の可能性が高いと 推測されます。 ポリビニルブチラールは接着剤や塗料に使われているので、機器や配管に使用している 塗料や接着剤が、劣化して異物として発生したのではないかと推測します。 ◆  アドバイス ◆ 今回は対策についてのご相談はございませんでしたが、状況により薬品やエアレーション等を 併用したフラッシングも有効な場合があります。 大阪本社:水田 関連ページ : 水質検査 ↑↑当社facebookはこちらから


外国籍の超豪華客船で採水

ホームページより、採水業務を含めた水質検査についてご依頼をいただきました。 現場はなんと、外国籍の旅客船。 全長約300メートル、最上甲板は17F。 世界で10本の指に入るほどの超豪華客船です。 その姿はさながら巨大ホテルのよう。 今回は日本に停泊中の約7時間で、50ヶ所近くの採水を行わなければなりません。 ・・・今回の作業でのポイント・・・ ■ 日本語が通じない 外国籍客船のため、現地での会話も英語、船内マップも英語表記です。 ■ 複雑な乗船手続き 事前に税関の手続きが必要です。 また、当日は乗船時にセキュリティーチェックがあります。 こちらも全て英語でやりとりを行ないます。 ■膨大な採水箇所&限られた時間 採水場所は船内のジャグジー、ホットバス、浴場等の温浴施設が25箇所ほど、 残り半数は客室内のシャワーから採水しました。 現場は巨大な客船。船首から船尾まで何度も往復する必要があります。 英語表記の採水場所名に加え、船舶特有の専門用語とも格闘しました。 無事に採水作業を終え、急いで帰阪します。 今回ご依頼いただいたレジオネラ属菌の分析は、培養法で10~14日間かかります。 今回は英文成績書をご希望でした。こちらも自社で対応可能です。 実はお客様、たくさんの分析会社に問合せをされたようです。 しかしどこからも断られてしまい、最後にたどり着いたのが我が社。 ホームページを見て「もしかしてこの会社なら…!」とご連絡をいただきました。 初めてのお取引にも関わらず、本国の船舶会社と時差の中で細かな調整を行なっていただきました。 お客様からは「是非次回もお願いします!」と嬉しいお言葉を頂戴しました。 大阪本社 福原 関連ページ : 水質検査 ↑↑当社facebookはこちらから


浴槽緊急洗浄

浴槽緊急洗浄 ある老健施設にて。 浴槽水にレジオネラ属菌が発生し、使用できない状況。 できるだけ早く浴槽を使えるように すぐに浴槽及び、浴槽配管を殺菌洗浄してほしい。 また、レジオネラ属菌検査も、結果をすぐに欲しいとのご依頼を頂きました。 弊社へ依頼を頂いたのは、夕方でした。 急ぎで工程調整をし、洗浄薬品の手配・作業員の確保。 洗浄を実施しました。 夕方には洗浄が完了しました。 すぐに採水した水を持ち帰り、LAMP法で分析し、その日の内に結果速報を報告しました。 後日、正式な分析である培養法での判定も行いました。 洗浄~分析まで 無駄な時間のないスムーズな施工による緊急対応! 緊急対応が可能なのは、全て当社1社で 洗浄~分析まで対応できるからこそ。 お客様には、スピーディーな緊急対応を喜んで頂けました。 今後、定期的な洗浄計画も御予定頂いております。 現場により洗浄計画は異なりますが、今回の場合、浴槽水の検査は年2回予定しており 問題がなければ、3年ごとに洗浄する計画です。 もし、レジオネラ属菌が検出すれば、すぐに洗浄可能な万全のバックアップ体制も整っております。 大阪本社 勝本 関連ページ:設備洗浄 ↑↑当社facebookはこちらから


【検査室より】GCMSが新しくなりました!

前回使用していた装置が10年を向かえましたので更新の為、我が社に新しい機器 P&T-GC-MS(パージ&トラップGC-MS)が入りました。 この分析装置で分析しているカビ臭の下限値は1pptです(飲料水基準は10ppt)。 pptは1兆分の1の単位です。 イメージとして満水の25mプールに1滴の水を落とした程の濃度と言われています。 装置の構成を少しだけ紹介させて頂きます。  ①AS部(オートサンプラ)   50mLのバイアル瓶にサンプルを入れ、自動で水をP&T装置内に導入します。 ②P&T部(パージアンドトラップ)   検体水に不活性ガス(窒素)を吹き込み(この操作をパージと呼ぶ)、水中に溶け込んでいるガス成分を   追い出します。窒素と共に追い出された成分は、トラップ管の吸着剤に吸着されます(この操作を   トラップと呼ぶ)。次にトラップ管を一気に加熱し、吸着したガス成分をヘリウムでGC部に送ります。   これらの操作を合わせて、P&T(パージアンドトラップ)と呼ばれ、GCMSの前処理装置の役割を果たします。 ③GC部(ガスクロマトグラフ)   P&Tから送られたガス成分を化合物ごとに分離する部分です(化合物の極性や沸点の差を利用して分離します)。   分離された成分は、時間ごとに分けられてMS部に送られます。 ④MS部(質量分析)   GCより送られた分離されたガス成分をEI法にてイオン化し、質量ごとに分けて検出します。   化合物によって質量(実際にはマススペクトルパターン)が異なるので、化合物の定性が行えます。   また、標準物質の既知濃度と検出強度の相関を求めることで(検量線法)、定量することも可能です。   この装置内は、生成させたイオンの消滅を防ぐ為、真空(10-6~10-7Pa程度)になってます。 大阪本社 新居 関連ページ : 水質検査 ↑↑当社facebookはこちらから


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