mizushori ここだけの話

私達サービスエンジニアの現場での奮闘の日々、喜んでいただいた出来事をお伝えします。


水質検査

浴槽緊急洗浄

浴槽緊急洗浄 ある老健施設にて。 浴槽水にレジオネラ属菌が発生し、使用できない状況。 できるだけ早く浴槽を使えるように すぐに浴槽及び、浴槽配管を殺菌洗浄してほしい。 また、レジオネラ属菌検査も、結果をすぐに欲しいとのご依頼を頂きました。 弊社へ依頼を頂いたのは、夕方でした。 急ぎで工程調整をし、洗浄薬品の手配・作業員の確保。 洗浄を実施しました。 夕方には洗浄が完了しました。 すぐに採水した水を持ち帰り、LAMP法で分析し、その日の内に結果速報を報告しました。 後日、正式な分析である培養法での判定も行いました。 洗浄~分析まで 無駄な時間のないスムーズな施工による緊急対応! 緊急対応が可能なのは、全て当社1社で 洗浄~分析まで対応できるからこそ。 お客様には、スピーディーな緊急対応を喜んで頂けました。 今後、定期的な洗浄計画も御予定頂いております。 現場により洗浄計画は異なりますが、今回の場合、浴槽水の検査は年2回予定しており 問題がなければ、3年ごとに洗浄する計画です。 もし、レジオネラ属菌が検出すれば、すぐに洗浄可能な万全のバックアップ体制も整っております。 大阪本社 勝本 関連ページ:設備洗浄 ↑↑当社facebookはこちらから


【検査室より】GCMSが新しくなりました!

前回使用していた装置が10年を向かえましたので更新の為、我が社に新しい機器 P&T-GC-MS(パージ&トラップGC-MS)が入りました。 この分析装置で分析しているカビ臭の下限値は1pptです(飲料水基準は10ppt)。 pptは1兆分の1の単位です。 イメージとして満水の25mプールに1滴の水を落とした程の濃度と言われています。 装置の構成を少しだけ紹介させて頂きます。  ①AS部(オートサンプラ)   50mLのバイアル瓶にサンプルを入れ、自動で水をP&T装置内に導入します。 ②P&T部(パージアンドトラップ)   検体水に不活性ガス(窒素)を吹き込み(この操作をパージと呼ぶ)、水中に溶け込んでいるガス成分を   追い出します。窒素と共に追い出された成分は、トラップ管の吸着剤に吸着されます(この操作を   トラップと呼ぶ)。次にトラップ管を一気に加熱し、吸着したガス成分をヘリウムでGC部に送ります。   これらの操作を合わせて、P&T(パージアンドトラップ)と呼ばれ、GCMSの前処理装置の役割を果たします。 ③GC部(ガスクロマトグラフ)   P&Tから送られたガス成分を化合物ごとに分離する部分です(化合物の極性や沸点の差を利用して分離します)。   分離された成分は、時間ごとに分けられてMS部に送られます。 ④MS部(質量分析)   GCより送られた分離されたガス成分をEI法にてイオン化し、質量ごとに分けて検出します。   化合物によって質量(実際にはマススペクトルパターン)が異なるので、化合物の定性が行えます。   また、標準物質の既知濃度と検出強度の相関を求めることで(検量線法)、定量することも可能です。   この装置内は、生成させたイオンの消滅を防ぐ為、真空(10-6~10-7Pa程度)になってます。 大阪本社 新居 関連ページ : 水質検査 ↑↑当社facebookはこちらから


【検証】石鹸は僅かな銅イオンで着色するのか?

「浴槽の喫水線や洗面所に青緑色のスジが発生する。」という声をよく耳にします。 以前こちらの記事でも紹介させて頂きました。  “水が青く見えるけど、大丈夫…?” 青緑色の着色要因としては金属石鹸(銅石鹸)が考えられます。 銅石鹸とは、石鹸や皮脂汚れなどの脂肪酸が水中の僅かな金属イオン(銅イオン)と反応し、 青色の着色が見られます。 実際にそうなるのかを検証してみました! 銅イオンの溶液を作る為に、硫酸銅を水に溶かしました(写真①)。 この液体は、銅イオンが数1000ppm含まれる為、青い色をしています。 この溶液を、色が見えなくなるまで(約1ppm)希釈をしました(写真②)。 (ちなみに銅の飲料水水質基準は1.0ppmでもちろん無色透明です。) 市販の固形石鹸を入れ攪拌します(写真③) しばらく経つと、溶液が再び青くなりました。 さらに、固形石鹸が鮮やかな青色になっていました。 水の中の僅かな銅と石鹸が反応して青色の物質が出来ることが確認されました。 給湯器、風呂釜などには通常熱交換器が使用されますが、この銅の配管から水に溶け出した 銅イオンが浴槽内で石鹸、皮脂などの油分(脂肪酸)と結びついた後、 酸素や炭酸ガスに触れ、青く発色し、浴槽の喫水線に集中し付着することが多いです。 銅管が新しい間は銅イオンが溶け出しやすいですが、長期間使用された銅管は 酸化銅の皮膜が形成されることで、溶け出しにくくなります。 鮮やかな青緑色の着色があるので、実際に見ると驚くかもしれません。 水が流れるところに発生することが多いので水が原因と思われがちですが、 実際は清掃の不行き届きによる皮脂の汚れや、洗剤が綺麗に洗い落とせていないのが原因で 発生しています。 また、石鹸の種類によっても生成する場合としない場合があるようです。 この着色を見たときは、まずは清掃が綺麗に行き届いているかをチェックされることを お勧めします。 大阪本社 新居 関連ページ : 水質検査 ↑↑当社facebookはこちらから 写真や動画をUPしています!


水の”硬さ”はこんなところにも関わっています

「欧州某国にて日本の温水洗浄便座を売り出したい。 その国の水質でも異常なく使用できるかどうか確認したい」とのことで、 その国の水道水の水質検査を行いました。 分析結果より、特に硬度が日本の水より約6倍高いことがわかりました。 欧米や大陸の水は日本の水に比べて硬く、つまりカルシウムやマグネシウムの量が 多く含まれており、それが原因でスケールが発生しやすいです。 温水洗浄便座では水道水が細い管を通るため、スケールによる詰まりをより気にしなくてはいけません。 カルシウムやマグネシウムなどのイオンがどれぐらい含まれているのか確認する必要があります。 この国で温水洗浄便座を利用するには、水質改良してから利用するなど工夫しなければ 管が詰まりやすいことをお客様にお伝えしました。 大阪本社 寺田 ↑↑当社facebookはこちらから 写真や動画をUPしています!


食器を洗う前のひと手間で水質改善

あるホテルの排水検査で、生物化学的酸素消費量(BOD)と懸濁物質(SS)の値が、 その現場で定めている水質管理目標値に近い値を示すことが何度かありました。 排水設備を設置するとなると1000万円程度かかることになり、現場予算もなくお困りで、 「現状の設備のままで、それらの値を下げるにはどうしたらよいか?」 というご相談がありました。 (この現場で定めている水質管理目標値は、下水道法やその地域の下水に関する条例が  定めている基準値より、厳しいものでした。) 生物化学的酸素消費量(BOD)、懸濁物質(SS)、ヘキサン抽出物質(油)の発生源の一つとして、 レストラン等で、食べ残しのカスや油などの汚れが付着した食器を洗浄する際に 生じる排水が考えられました。 そのため改善方法として、 “食器を回収してきた際に、食器置き場前に設置したゴミ箱にゴムヘラ等を用いて、 除去できる汚れを全てここで落とす”ことを提案しました。 こうすることで、排水中に直接流れる汚れを減らすことができます。 お客様には上記の手順をマニュアルとして業務フローに組み込んで頂きました。 すると、以後の排水検査では、生物化学的酸素消費量(BOD)と懸濁物質(SS)の値が 低くなりました。 普段の手入れが悪いため、排水の分析結果(今回の2項目以外では、ヘキサン抽出物質(油)など) がよくないことがあります。  手間もコストも多くないと思いますので、(そして、エコにもつながります) ご紹介した方法を実践して頂けたら嬉しいです。 大阪本社 寺田・山形 ↑↑当社facebookはこちらから 写真や動画をUPしています!


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