mizushori ここだけの話

私達サービスエンジニアの現場での奮闘の日々、喜んでいただいた出来事をお伝えします。


2017年11月

ブライン回路詰りの改善

お客様からブライン回路にてYストレーナーに塊が生じ頻繁に詰まると相談がありました。 施工記録が残っておらず、ブラインのメーカーに原因調査が可能か問い合わせたところ、 自社の製品で無い可能性が高く分からないと返答がありました。 弊社でYストレーナー異物(塊)の採取分析と、ブライン自体の劣化調査を実施する事になりました。 その結果、Yストレーナー異物は系統内で発生した細菌類・カビの塊(バイオフィルム)である事が、 判明しました。 設備としてはブラインタンクが2台(並列)あり、定期的に切り替え交互運転を実施している設備でした。 ブラインの主成分であるエチレングリコールは空気と接触することで 酸化劣化(濃度低下)を起こします。 濃度低下を起こしたブライン液は細菌の栄養源となり細菌が増殖しやすい環境となります。 ※一般的にエチレングリコール濃度が20%を下回ると細菌が増殖すると言われています。 今回の設備も、停止中にタンク表面のブライン液が酸化劣化による濃度低下・細菌増殖を起こし、 切り替え時に回路内へ混入した細菌類・カビの塊(バイオフィルム)が、 Yストレーナーを詰まらせたことが原因でした。 対策として、旧ブライン液の抜取り、回路の洗浄(バイオフィルム除去洗浄)、 新ブラインの投入作業を行う事にしました。 結果、ブライン再投入後はYストレーナーの詰りも発生せず、 更に1年後のブラインの成分検査も問題ない状況を確認できました。 定期的なブラインのチェック(半年~1年に1回水質検査)と、 ブラインが劣化しないよう長期間の停止はせず (停止する事で空気と接触する面が時間の経過に比例して劣化する)、 短期での交互使用(ブラインが循環する事で空気との接触時間を減少する事ができる)を行い、 停止タンク側も循環ポンプにて循環できる状態にして頂くよう提案しました。 大阪本社:松石 関連ページ : スケール化学洗浄 ↑↑当社facebookはこちらから


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