省エネ法について
省エネ法とは
省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)は、1979年に制定されました。
エネルギーをめぐる経済的社会的環境に応じた燃料資源の有効な利用の確保に資する為、工場・事業場・建築物等についてエネルギーの使用の合理化に関する所要の措置等を講ずる事とし、もって国民経済の健全な発展に寄与する事を目的としています。
省エネ法改正(平成21年4月) 主な改正ポイント
1. 工場・事業場単位から企業単位へ
これまでの工場・事業場ごとのエネルギー管理から、企業全体での管理に変わります。企業全体(本社、工場、支店、営業所など)の年間のエネルギー使用量(原油換算値)が合計して1500kl以上であれば、そのエネルギー使用量を企業単位で国へ届け出て、特定事業者の指定を受けなければなりません。
| 改正前 | ||||||||
| 工場 3600Kl ≧3000Kl |
事業場 1600Kl ≧1500Kl |
事業場 1000Kl <1500Kl |
事業場 500Kl <1500Kl |
営業所 50Kl <1500Kl |
||||
| ↓ | ↓ | |||||||
| 第一種 エネルギー 管理指定工場 |
第二種 エネルギー 管理指定工場 |
非指定 | 非指定 | 非指定 | ||||
| 改正後 | ||||||||||||
| 企業単位の法体系 | ||||||||||||
| A社 | ||||||||||||
| 工場 1100Kl <1500Kl |
+ | 事業場 600Kl <1500Kl |
+ | 営業所 100Kl <1500Kl |
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| 1800kl ≧ 1500kl | ||||||||||||
| ↓ | ||||||||||||
| 特定事業者 又は 特定連鎖化事業者 | ||||||||||||
2. 企業全体でのエネルギー使用量の把握
今回の改正に伴い企業全体でのエネルギー使用量の把握に努める必要があり、エネルギー使用量を平成21年4月から1年間記録する必要があります。企業全体での年間の合計エネルギー使用量が1500kl以上であれば、エネルギー使用状況届出書を平成22年度に管轄の経済産業局へ届け出なければなりません。
| エネルギー 使用量の把握 (平成21年4月 から1年間) |
→ | 使用量が 1500kl 以上か? |
YES | → | 経済産業局 への 届け出 (平成22年度) |
→ | 特定事業者 又は 特定連鎖化 事業者の指定 |
| NO | ※届け出なかった場合、又は虚偽の届け出をした場合、50万円以下の罰金 | ||||||
| ↓ | |||||||
| 経済産業局へ届け出る必要なし | |||||||
| 年間のエネルギー使用量が1500kl以上となる事業者の目安 | |||
| 小売店舗 | 約3万m2以上 | コンビニエンスストア | 30~40店舗以上 |
| オフィス・事務所 | 約600万kwh/年以上 | ファーストフード店 | 25店舗以上 |
| ホテル | 客室数300~400規模以上 | ファミリーレストラン | 15店舗以上 |
| 病院 | 病床数500~600規模以上 | フィットネスクラブ | 8店舗以上 |
詳しい内容については、こちらをご覧ください。
改正 省エネ法の概要2010 経済産業省 資源エネルギー庁/財団法人 省エネルギーセンター
オフィスビルの省エネルギー対策
オフィスビルではさまざまなエネルギーが使われていますが、実に使用エネルギーの約40%が熱源や熱搬送といった空調関係で使用されています。よってビルの省エネには空調の省エネをはかることが重要になってきます。
以下では弊社がお手伝いできる空調の省エネルギー対策についてご説明させて頂きます。ぜひご参考ください。
空調効率管理・・・・・・・エアコン分解洗浄
効果
・ 冷暖房効率の回復 <消費電力約15%~20%削減>
・ 省エネ効果によりCO2排出量削減 <使用電気量1KW/ H削減 → CO2排出量約0.4KG削減>
冷凍機性能管理、運転・効率管理・・・・・・・冷凍機能力測定・内視鏡調査
効果
・ 運転状況確認・把握 「無駄なエネルギーを消費していないか」を確認。能力が落ちている場合、対策が必要
熱交換器スケール除去
効果
・ 熱効率UP 消費電力約20%DOWN 、ガス消費量約25%DOWN
(伝熱管にスケールが約0.6mm付着していて、洗浄した場合)
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冷却水水質管理
効果
・ 伝熱管の予防保全 消費電力・ガス消費量の無駄がなくなる。冷凍機の寿命が長くなる。
・ 節水 2倍濃縮で運転していたものを6倍に高めるだけで補給水量を40%、ブロー水量を約85%削減できる。
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水槽リフォームで廃棄物削減
効果
・ Reduce・リデュースの視点からFRP製20トン水槽のリフォームでCO2約77t~154t(消費電力約45,288~90,576kwh)の削減
世界トップレベルのエネルギー効率を誇る日本
日本の産業界のエネルギー効率は世界トップレベル。同じ国内総生産(GDP)を生みだすために
排出するCO2の量は日本を1としたときにアメリカは2.1、EUは1.7、中国は10.8という調査結果が
得られています。
※財)日本エネルギー経済研究所調べ(2004年度ベース)
エネルギーの自給率が5%以下という資源輸入大国の日本が、二度の石油ショックの経験から得た
技術の結果であるとされています。

同じ国内総生産(GDP)を生みだすために排出するCO2の量(日本を1とした場合、2004年ベース)
出所:(財)日本エネルギー経済研究所
関連サイト
http://www.jbic.go.jp/ja/special/environment/003/index.html :国際協力銀行(JBIC)
http://eneken.ieej.or.jp/ :財)日本エネルギー経済研究所
一例として・・・・
日本メーカーのFRP製パネルタンクに使用する《FRPパネル》を製造する過程で必要となるCO2は
工場排出量ベースで1.6~3.2t/パネル(消費電力約944~1,887kwh)とされています。
このことを上記の記述にあてはめてみると・・・・
アメリカでは3.4~6.7t/パネル・中国では17.3~34.6t/パネルものCO2の排出量になります。
※1パネル(1m×1m):15kg~30kgの樹脂量として算出


















