冷却塔が異常停止した!顕微鏡検査により原因究明

冷却塔が急に異常停止して困っていると、問合せがありました。

冷却塔のストレーナーに異物が詰まっていたことが異常停止の原因でした。異物を光学顕微鏡で観察した結果、目視で確認できなかった糸状の繊維が冷却塔部より剥離したものと判明しました。

事例詳細

状況

オフィスビルにて、冷却塔が異常停止して困っているとの問合せがありました。

作業内容

調査の結果、冷却塔のストレーナーに異物が詰まり、機器が異常停止したことが判りました。光学顕微鏡で観察した結果、冷却塔部より剥離した糸状の繊維ということが判明しました。その結果を踏まえて冷却塔の高圧洗浄及び冷却塔部の剥離対策を実施しました。

解決のポイント

トラブルの原因を素早く究明し問題を解決します
当初異常停止の原因はスライム・藻の発生が原因と考えられていましたが、異物を顕微鏡で観察した結果、冷却塔部より剥離した糸状の繊維ということが判明しました。

光学顕微鏡で拡大(100倍) 繊維状物質であることが判明

FT-IRにて繊維はセルロースの波形と一致しました

 

詰まりの原因から最適な洗浄提案を致します!
今回の事例では、結果的にストレーナー詰まりの原因はスライムやスケールではないことから、薬品洗浄の必要がないことが判り、高圧洗浄を行いました。また、今後冷却部の繊維が剥離しないよう対策を実施しました。

 

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