水槽から水漏れで困っている。何とかして、もっと長持ちするようにできないか?
水槽も放っておけば確実に経年劣化が進みますが、きちんとした補修工事を行えば十分に長持ちでき、ライフサイクルコストの低減につながります。
事例詳細
状況
ある病院で、水槽の経年劣化によってパネル接合部から水漏れが発生し、どうすればもっと長持ちさせることができるのか、ご相談をいただきました。
作業内容
きちんとした補修工事を行えば十分長持ちさせることができる旨を説明し、槽内接合部のライニング工事を行うことになりました。今回の現場は病院のため、仮設水槽を設置し、断水をせずに補修工事を実施、工事完了後には水質検査も行い安全を確認しました。
解決のポイント
水槽設備のトータルメンテナンスで安心の提供
当社では水槽の清掃だけではなく設備補修工事も行います。水槽からの水漏れには槽内接合部ライニング工事を提案します。また工事後は水質検査を行い、水質に問題がないことを確認してからお客様へ引渡しをしました。
現場状況に合わせて柔軟に対応致します!
今回の現場では仮設水槽を設置し、断水せずに補修工事を実施しました。また、屋内で脱臭処置が必要な状況でも対応可能です。
当社では様々な補修工事を行っています!
■槽内気相部ボルト防錆キャップ取付工事
水槽内のパネル接合ボルト部は消毒用に使用されている塩素により腐食が生じます。常に水に浸かっているボルト部よりも気相部の方がより腐食が進みます。その結果、水質の悪化や水槽自体の強度不足の原因となります。こうしたトラブルを未然に防ぐために、給水用保護キャップをボルトに取り付けて、防錆効果をより高めることができます。
■FRP製貯水槽外面部ポリウレタン樹脂コーティング
屋外に設置されたFRP製貯水槽などは紫外線による素材樹脂の酸化分解や湿気による加水分解などにより、少しずつその肉厚が減ってきます。その結果、貯水槽外面のチョーキング減少や残留塩素の著しい低下による雑菌の繁殖、藻などの発生といったトラブルが生じます。そのような場合でも、貯水槽外面部ポリウレタン樹脂コーティングを実施することで、光の透過を遮り、残留塩素の低下を抑制することができます。