独自のノウハウを生かした配管設備洗浄  現地調査~洗浄~効果確認まで一貫して行います

配管設備の洗浄を依頼したいが、どうやって配管の中を洗浄するのか?洗浄の効果結果をどのように確認するかを知りたい。

対象となる設備や配管を現地調査し、現場の状況に適した洗浄機器や工法、洗浄剤を選定。洗浄後は水質検査などを行い、お客様に報告書を提出いたします。

事例詳細

状況

ある日、配管内部の汚れを除去し機能を回復させたいが、洗浄方法やその後の効果の確認方法等を知りたいと問合せをいただきました。

作業内容

現地訪問を行い対象設備の構造、用途、使用状況を確認するとともに、現地での不具合状況の聞き取りや配管の付着物を採取しました。
帰社後、採取した付着物の溶解テストを行いました。その結果から汚れにあった洗浄剤の選定、対象設備に合った洗浄機材の選定、現地の状況にあわせた洗浄方法、洗浄効果の検証方法等を計画し最善の洗浄プランをご提案させて頂きました。

解決のポイント

当社では現地調査にはじまり、適切な設備や洗浄剤の選定、洗浄後の洗浄品質の検査まで一貫して行います。その隅々にまで長年培ってきた独自の洗浄技術のノウハウが詰まっています。

洗浄剤選定

地域・場所・使用時間・用途・使用されている水質・配管の材質などさまざまな条件に応じて選定を行います。その際には、溶解テストや材質への影響試験を行うとともに、水質検査部門と連携し、全国各地で得られた豊富な水質データベースと照合し、洗浄対象に対して最も効果的な洗浄剤を選定します。

洗浄作業について

今回は、系統内に熱交換器が設置されていたため、配管と熱交換器は分割し個別で洗浄を行いました。

≪熱交換器洗浄≫
熱交換器ついては、単独で化学洗浄(ケミカル洗浄)と、物理的洗浄(高圧洗浄)を併用し付着物の除去を行いました。

・化学洗浄(ケミカル洗浄)
酸・アルカリ・溶剤などの化学薬品を使用して、汚れ・汚染物等を溶解除去する方法

・物理的洗浄(メカニカル洗浄)
高圧水・ブラシ・分解・キャビテーション等を使用して、汚れ・汚染物を除去する方法

 

≪配管洗浄≫
配管内には薬品で溶解できるもの(スケール)と、薬品では溶解できない汚れ(外部からの混入異物)の堆積物が見られたため、配管は薬品洗浄だけでなく、エアレーション洗浄を併用した作業を行いました。

・エアレーション洗浄
異物を物理的に除去する工法で薬品洗浄と併用することにより効果的な洗浄が可能です。また、薬品を使用できない配管の洗浄にも使用できる洗浄方法です。

洗浄効果と品質検査について

お客様へ内視鏡調査による洗浄前後の管内状況の比較や、水質検査結果、各部流量測定などを実施し客観的なデータとして提出し、改善されたことを確認して頂きました。
弊社では結果次第では再洗浄を行うなど、確かな品質管理体制を構築しています。

内視鏡確認(洗浄前後)

内視鏡確認(洗浄前後)

流量測定

流量測定

水質検査

水質検査

 

洗浄時の廃液について

今回洗浄した廃液の取り扱いは、法令を遵守し適切に処理をしました。
弊社では契約を結んだ運搬・処分業者に委託し『産業廃棄物処理および清掃に関する法律』を遵守し適切に処理しています。
また、環境計量証明機関でもある当社は、廃棄物中の有害物質の有無についても 迅速に対応できます。

お問い合わせ

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