給水管の漏水調査 外部の埋設部の水漏れ箇所を特定

最近、水の使用量が多くなり水道代が高くなった。漏水が疑われるので、埋設給水管の漏水調査をしてほしい。

埋設給水管の漏れ位置を確認する方法は、①音聴による調査 ②ガスによる調査の2通りがあります。

事例詳細

状況

お客様より「ここ最近、水の使用量が多く、水道代も高くなっている。給水管のどこかで水漏れしている可能性があるので、漏水調査をしてもらえないか」と依頼がありました。お客様にて建物内の給水管の不具合箇所を調べましたが、漏水は見つからなかったため、外部の埋設部分が疑わしいとのことでした。

作業内容

埋設給水管の漏れ位置を確認する方法として、①音聴による調査 ②ガスによる調査の2通りがあります。漏水箇所を発見した場合は、漏れている箇所をマーキングするか、マーキング不可能な場合は口頭で報告させて頂きます。

解決のポイント

一般的に漏水調査には以下の2通りの調査方法があります。

多量の漏れの場合⇒①音聴による調査

微量な漏れの場合⇒②ガスによる調査

①音聴による調査方法

1)簡易音聴調査:疑似漏水音を聞き取る事を目的とする調査

2)路面音聴調査:漏水場所を絞り込む事を目的とする調査

3)確認調査:漏水箇所が的確な位置であるか否かを判断する調査

作業は漏水音を聴く作業の為、周囲が静かな夜の時間帯にします。(静かな場所であれば、日中作業も可能です。)

②ガスによる調査方法

1)混合ガス注入作業:蛇口を取り外し混合ガスを注入する

2)混合ガス注入状況確認作業:配管内に混合ガスが充填しているかを確認

3)漏れ位置確認作業:混合ガスが漏れている場所(漏水場所)を探す

配管内に水素ガスと窒素ガスの混合ガスを注入し水を追い出します。漏水箇所から漏れ出てくるガスをセンサーで検知することで、漏水場所を特定します。ちなみに、充填されたガスは作業後の通水時に放出されるので、使用上問題ありません。

 

漏水調査の作業範囲は、数mの現場から、工場全体、学校全体など、ご依頼によってさまざまです。一日で終わるものや数日かけて作業する場合もあります。漏水箇所はすぐに見つかる場合もあれば、一日調査しても発見できない場合もあります。系統の多い場合はバルブを設置してもらい、漏れている系統を絞ってから再調査することもあります。

 

漏水箇所を発見した場合は、漏れている箇所をマーキングするか、マーキング不可能な場合は口頭で報告させていただきます。必要であれば後日報告書を提出することも可能です。

 

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