ろ過塔の圧力異常発生!電動バルブ交換及びろ材入替により解決

ろ過塔入口側の圧力が異常に高くなっているので、点検に来て欲しい。

点検結果から逆洗浄が正常に行われていないことが発覚。部品・ろ材入替を提案しました。

事例詳細

状況

ろ過機の点検を行っている現場から「ろ過塔の入口側の圧力が異常に高くなっている」というご相談がありました。
現場を訪問し、ろ過塔の開放点検を行うと、ろ材の汚れが酷く詰まっていました。

作業内容

今回の不具合はろ過工程用の電動バルブ不良が原因だっため、電動バルブ交換及びろ材の入替えを行いました。

解決のポイント

≪ろ過塔開放点検の結果≫
ろ過塔の圧力異常の原因はろ材が酷く汚れて詰まっていることでした。

ろ過塔の大きさや使用頻度によりますが、通常は週2~3回ろ材の逆洗浄が行われるよう自動設定されています。しかし、何らかの原因により逆洗浄が行われていないと、ろ材が汚れて詰まり、ろ過能力が低下してしまいます。

 

水垢、人の垢、髪の毛、衣類のクズ等の汚れが蓄積しています。

 

なぜ逆洗浄が行われなかったのか?

今回の事例では、ろ材の逆洗浄が行われていなかった原因はろ過工程用の電動バルブ不良ということが分かり、すぐに電動バルブを交換し、ろ材の入替えを行いました。
最後に浴槽水に濁りがないことを確認して、作業は完了しました。

≪循環式浴槽フロー図≫

ろ材抜取

新ろ材投入

最近では、ろ過機が浴槽系統のレジオネラ属菌の温床となる事例も多く報告されていますので、定期的な逆洗浄はもとより、日常のメンテナンスを欠かさず行うことが大切です。

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