冷温水循環配管内の鉄分濃度が高い 環境にもコスト面にも優しいエコフラッシングで水質改善

ホテルにて、空調設備の冷温水循環配管内の鉄分濃度が高く、除去して欲しい。

当社独自で開発した「エコフラッシング工法」により鉄分の除去を行いました。また、水質改善後に防錆剤を投入し作業完了しました。今後は定期的な冷温水の分析と、結果によっては防錆剤を投入するようお勧めしました。

事例詳細

状況

ホテルにて、空調設備の冷温水循環配管内の鉄分濃度が高く、除去してほしいとご相談がありました。営業中のため設備を止めることはできません。また建物が古いため、薬剤を用いての洗浄もリスクがありました。

作業内容

回路中の全ての水が通るヘッダー間にろ過フィルターを取り付け、鉄分の除去を行いました(エコフラッシング)。日中の作業で8日間行い、水質改善後には防錆剤を投入し作業完了しました。再び鉄分濃度が高くならないよう、今後は定期的に冷温水の分析を行い、結果によっては防錆剤を投入するようお勧めしました。

解決のポイント

当社独自で開発した「エコフラッシング工法」は、循環回路中に透過型フィルターを設置し、水の入替えをせずにフラッシングを行うことで、必要水量を保有水量の約1.5倍~2倍に抑制できます。使用水量の減少により、コスト面だけでなく発錆作用も軽減し、環境にも優しい工法になります。

フィルターハウジング設置

鉄分が付着したフィルターは定期的に取り外し洗浄します。

フィルター使用前

フィルター使用後

数時間おきに冷温水のサンプリングを行い、水質を確認しながら作業を続けます。日中の作業で8日間行いました。水質改善後、防錆剤を投入し無事完了いたしました。

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