冷却水系統の水質検査を実施したところ、レジオネラ属菌を検出
冷却水系統の化学洗浄を実施し、完全に除去することができました。
事例詳細
状況
ある現場で冷却水系統の水質検査を実施したところ、5000CFU※/100ml以上(基準値100CFU/100ml)のレジオネラ属菌を検出しました。
その後再度現場を訪問し、冷却系統の熱交換器内の銅管にレジオネラ属菌の温床となるバイオフィルムを発見しました。
※CFU=コロニー(菌集落)を作る単位
作業内容
対策として冷却水系統を化学洗浄することにより、熱交換器内のバイオフィルムを完全に除去することができました。
解決のポイント
化学洗浄にはバイオフィルム除去と除菌の効果があります!
浴槽水や給湯水と同じように、冷却水にもレジオネラ属菌が発生することがあります。万が一レジオネラ属菌が発生した場合、非常に危険ですので冷却塔・配管の化学洗浄を行い、バイオフィルムを除去します。洗浄後は再度レジオネラ属菌検査を行い、基準値内であることを確認する必要があります。
レジオネラ属菌が検出された場合、対策を実施し、再度基準値内であることを確認する必要があります。自社検査室にて水質検査を行い安全性を迅速に判定します。
冷却水系統レジオネラ属菌対策
1. 総合水処理剤を使用した冷却水管理
2. 定期的な冷却塔・配管の洗浄