水質管理

  • 水質管理(設備用水系統管理・
  •  浴槽循環水系統管理・その他水質管理)

  • 薬注装置・水質管理装置
  • 水処理剤
  • 洗浄剤

 

専門スタッフが大切な水を守ります

空調用の冷却水や冷温水の水質管理は、衛生環境の維持はもとより、電気の消費量削減、設備のトラブル防止に欠かせない重要なポイントです。当社では、専門のメンテナンススタッフによる定期的な点検とさまざまな薬品や装置を使った総合的な水質管理を実施しています。

 

 

日本水処理工業の「水質管理」

「水質管理」の必要性と当社の強み

  • 水質管理の必要性

冷却水・冷温水には、多くの不純物が含まれ、腐食やスケールなどの障害の原因になります。それらを抑制するために水質管理が必要になるのですが、『水質管理はお金がかかる』との理由で導入をしないお客様もいらっしゃいます。はたして本当にそうでしょうか? 確かに水質管理にはコストがかかりますが、それを実施しなかったために、スケール障害を発生させてしまった場合、さまざまな被害が起こります。洗浄作業費のみならず、洗浄廃液の処分、スケール付着による電気・ガスの浪費コストなど挙げればきりがありません。当社は、水、電気・ガスなどのコストを抑え安定運転という目に見えない安心を確保するための水質管理をご提案します。

 

  • 薬品メーカーではありません

当社はメンテナンスサービス企業です。特定の薬品にこだわったり、薬品を使うことだけが水質管理だとは考えていません。定期的に訪問し、水質を分析することで薬品の効果や設備状況を把握し、計画的に洗浄するなど、きめ細かくフォローすることが、本当の意味での「水質管理」であると考えています。メンテナンスサービスのエキスパートである当社は、薬品や装置を選ばず、トータルな「水質管理」を提供します。

 

  • データベースに基づいて水質を診断します

効果的に水質を管理するには、地域や環境、設備の種類によって異なる冷却水・冷温水の水質を正確に知ることが大切です。当社は、水質に関するさまざまな情報をデータベース化。現場の水質分析結果をこのデータベースと照らし合わせて、改善点などを明確化します。こうして、総合的な「水質のカルテ」を作成し、ご提供しています。

 

  • 「水質管理の結果」を見える化します

水質管理の主な内容のひとつに水処理剤の濃度管理があります。例えば冷却水の場合、外気温の変化にともなって毎月の薬品注入量を調節する必要があります。当社は、専門スタッフが定期的に現場を訪問し、さまざまな点検を実施します。その結果、得られた点検データをPCで管理し、年間を通じた管理状況が一目でわかる報告書を作成しています。このように当社は、常に「結果」にこだわった水質管理を実施しています。

 

冷却水の障害

冷却塔の種類

  • 開放式冷却塔

開放式冷却塔は、冷却塔と冷凍機の間を直接冷却水が循環しています。そのため、冷却水が空気と接触し、外的要因による水質の悪化、冷却水濃縮などが起こりやすく、障害の原因となる場合があります。

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  • 密閉式冷却塔

密閉式冷却塔は、循環させる冷却水を間接的に冷やすため、冷凍機の障害は比較的少ないといえます。しかし、散布水側では開放式と同様に障害を発生する場合があります。

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冷却水の4大障害

冷却水系統で発生する障害には、腐食によるチューブの穴あきや配管などからの水漏れ、スケールの付着によるチューブの熱交換率の低下などがあります。このように冷却水系統では、腐食障害・スケール障害・スライム障害に加え、深刻な健康被害を引き起こす可能性のあるレジオネラ属菌の繁殖も重大な問題となっています。これら障害の対策は冷却水系統の管理上、重要な項目となっています。

 

 

  • 腐食障害

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多くの腐食障害には、水質が大きく影響しています。溶存酸素、pH、塩化物イオン、硫酸イオン、アンモニウムイオンなどが腐食因子です。腐食が進むと熱交換器チューブの穴あきなどが起こります。

 

 

  • スケール障害

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水中の不溶解成分が、配管内に付着・堆積したものがスケールです。スケールは主にカルシウム、シリカ、鉄錆などの無機物で、放置すると局部腐食を引き起こすほか、熱交換器内のチューブの伝熱面に付着すると熱交換率を低下させ、運転コストを増大させます。

 

 

  • スライム障害

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冷却水は微生物の生育に適した環境のため、水中に藻類・細菌(バクテリア)・真菌(カビ)などが繁殖します。これらの微生物と、それらから分泌される粘性有機物が、スライム形成の原因です。藻やスライムが引き起こす閉塞は、悪臭や健康被害の原因となる場合があります。

 

 

  • レジオネラ障害

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冷却水の濃縮とともに、有機物質なども濃縮されるため、レジオネラ属菌を含め微生物を増殖させることになります。冷却塔は増殖した菌を空気中へ飛散させるので、レジオネラ感染症を防止するためにも注意が必要です。

 

 

冷却水の水質管理

腐食、スケール、スライム、レジオネラ属菌の4大障害には、水処理剤による水質管理が有効です。水処理剤には管理基準があり、その基準に基づいて、冷却水の水質をコントロールすることで障害の発生を防ぎます。ただし、水処理剤は4大障害の未然防止が目的であり、既に障害が発生している系統に水処理剤を使用しても、障害そのものを除去できるわけではありません。こうした場合には化学洗浄作業などが必要になります。

計画
水質管理計画書の作成にあたっては、薬品の選定、冷却水の管理濃縮倍数、水質管理に必要な水処理剤から管理コストを算出し、日本冷凍空調工業会(JRA)水質基準で管理するコストと比較します。その結果、水処理剤を使用した水質管理がコスト安になれば実際の導入となります。

 

 

  • 補給水の算出

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  • 水質管理導入調査票

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  • 管理濃縮倍数の決定

補給水の水質分析結果から、管理濃縮倍数を決定します。その濃縮倍数の決定方法は、水処理剤の管理値を項目ごとの分析値で割り算し、最小値が管理濃縮倍数になります。
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  • 水処理剤の必要量算出

補給水量に対し、一定の濃度で薬品を注入します。以下の式で薬品必要量を算出します。
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  • 水質管理導入フロー図

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定期点検

水処理剤が使用される期間、定期的に訪問し、管理状況を確認します(通常毎月1回)。その際、設備状況、薬注装置(ブロー装置)、水質分析結果などから管理状況を総合的に判定します。

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年間報告書の作成

月々に使用した水処理剤の量や水質分析結果など、定期的な訪問によって得られるさまざな点検データをPCで管理・蓄積しています。これらのデータをもとに、管理状況を「点」ではなく「線」で把握できる年間報告書を作成し、お客様に提出しています。

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管理系統の熱交換器内視鏡確認

シーズン終了後、メーカー様が開放点検する現場では、内視鏡でチューブ内を確認します。管理状況を目視で把握することで、シーズンの管理状況の合否を判断します。

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プロのメンテナンス・スタッフが、大切な「水」を見守ります。

設備用の冷却水や浴槽用の循環水などの水質管理を怠ると、不衛生なだけでなく、電気消費量の増加や設備の故障の原因となります。こうしたトラブルを事前に防ぐためには、定期的な点検とさまざまな薬品や装置を使った水質管理が重要になります。当社は、専門のメンテナンス・スタッフを中心に、水質検査から設備の劣化診断、薬品や装置の導入まで、他部署とも緊密に連携し、トータルな水質管理を実施しています。

設備用水系統管理(冷却水)

薬品や装置による適切な濃縮管理が重要です

冷却水のトラブルの大半は、スケールが付着することによる熱交不良と言われています。その原因は、冷却水が濃縮することにより、過飽和となったカルシウムが、空調機にとって命とも言える熱交チューブに結晶として付着することにあります。こうしたトラブルは、適切な濃縮管理を実施することで回避できます。また、補給水の水質によっては、薬品を併用することで、エネルギー消費の効率化や水の節約など、より低コストでの管理も実現できます。

点検風景薬注装置点検・導電率点検

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定期的な水質検査による効果判定

同じように見える冷却水も、日々刻々と変化しています。当社では、点検の際に必ず水質分析を実施することにより、冷却水の状況を“点”ではなく、“線”にして把握します。そして蓄積した分析結果を基に、補給水状況の変化や冷却水の異常を素早く察知し、効果的な対策を講じます。

 

薬注装置の正常運転の確認

冷却水系統管理を適切に行うには、薬注装置が正常に機能していることが大前提です。当社は、定期点検を行うことで、導電率計センサーの汚れによる指示値の誤差、薬注ポンプのエア噛みによる薬品の吐出不良などの装置トラブルを早期に発見し、その場で改善します。また、薬品注入濃度も点検毎に確認し、調整も行います。

 

シーズンオフには内視鏡確認

冷却水系統管理の対象となる熱交チューブは、運転中には目視点検ができないため、シーズンオフの熱交換器の開放時に内視鏡で写真撮影を行い、その管理効果をご確認していただきます。

 

冷媒配管洗浄ポンプ
スケールの厚みが0.6mmに達すると……
冷凍機の熱交チューブに付着するスケールの厚みが、わずか0.6mmに達するだけで機械本体が異常停止すると言われています。こうした事態を防ぐためには、冷却水をスケールの発生しにくい水質に保つことが重要です。当社は、水処理剤・薬注装置・水質検査など総合的な水質管理をすることで、スケールの発生を抑制します。さらに、ひとつの現場に一人の専任スタッフがお伺いすることで、わずかな異常を見逃さず、より完璧な水質管理を実現しています。

浴槽循環水系統管理

ろ過装置の定期的なメンテナンスが重要です

浴槽循環における「ろ過装置」は、浴槽水の水質を正常に維持するための浄化を目的とし、浴槽に浮遊する垢・石鹸カス・髪の毛などを除去します。この浄化能力を維持するためには、定期逆洗(ろ過材に付着した汚物を剥離・除去する作業)はもとより、日常のメンテナンスが欠かせません。

最近では、ろ過器が浴槽系統のレジオネラ属菌の温床となる事例が多く報告されており、より一層の徹底した管理が必要になっています。

循環ろ過器内部・残留塩素測定

 

自動残留塩素濃度計の必要性

浴槽系統などは、遊離残留塩素濃度が不安定になることで、レジオネラ属菌の繁殖につながります。手投入や、タイマー注入では、薬品濃度を一定に保つことが難しく、また手間にもなります。当社では、薬品濃度を常に一定に保つために、常時濃度を監視する自動滅菌システムの設置をご提案しています。

 

ろ過材の入れ替え

ろ過材を長年使用すると、汚れなどがろ過材に凝着し、逆洗などで除去できなくなり、結果として、水質の悪化につながるだけではなく、レジオネラ属菌の温床にもなりかねません。当社では、ろ過材の劣化分析を行い、その結果に基づき能力基準値を下回るろ過材については入れ替えをご提案しています。

 

自動残留塩素濃度計

循環ろ過器内部・残留塩素測定

各種ろ材入れ替え

ろ過機メーカー問わず!より安価で安心・安全に御提供いたします。(御見積無料)

老人保健施設トータルメンテナンス

メンテナンス業務をトータルで御発注頂くことで、コストと業務の大幅改善をご提案しています。

その他の水質管理

井水ろ過設備維持管理

プールろ過設備維持管理

  • 滅菌処理機維持管理
  • 排水処理設備維持管理

当社では冷却水・浴槽水以外にも様々な系統設備の維持管理を行っています。どの設備も維持管理を怠っては、水質維持は困難と考えており、管理メンテこそが水質維持の最も重要なポイントと考えています。

当社は『メーカー問わず』『低コスト』『迅速対応』をモットーに社会貢献に努めます。