設備用水

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設備用水の水質検査は、空調設備などにトラブルが発生した場合に、その原因を調査する目的で行うことが多く、豊富な経験と蓄積したデータベースをもとに、トラブルの状況に応じて検査項目を選定し、その結果から原因を追求します。
また、水質検査によって原因が判明したときには、配管洗浄や薬品の投入などの対策を検討し、「水質検査→設備洗浄→水質管理」とトータルなメンテナンスを提案します。

 

SOLUTION PROCESS 設備トラブルの解決までの流れ

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設備用水の検査項目と水質基準

 

 

設備用水に関するよくあるお問い合わせ

水に色が付いているのですが、どのような原因が考えられますか?

 

水の色の原因として、配管の金属成分の溶出や錆びなどが考えられます。原因物質を特定するために、金属類を中心とした分析をお勧めします。

 
 

溶存酸素の分析を行うため、採水を行うことになりました。
通常の設備用水と同じように採水しても大丈夫ですか?

 

溶存酸素は水に溶け込んでいるため、分析を行うには現場にて専用の容器・試薬による溶存酸素の固定が必要です。また固定の操作や固定液の扱いなどには化学や検査に関する知識や技術が必要になります。通常、溶存酸素の分析を行うには弊社社員が現場まで出張して採水します。但し、やむ終えない状況の場合には下記の動画にて採水方法を確認の上、現場での採水をお願いすることがあります。

 
溶存酸素の採取手順について動画をご用意致しました。今まで溶存酸素を採水して頂いている方も、手順や注意点の確認のために是非ご参考ください。
 
注意:固定液Ⅰ・Ⅱ液はともに大変危険な試薬を使っています。使用後には念入りに手を洗ってください。

 
 

溶存酸素の採取手順1溶存酸素の採取手順1
動画 (WMV形式:5.8MB)
溶存酸素の採取手順1
=採水で準備するもの=
溶存酸素の採水にはフラン瓶1検体当たり2本
固定液Ⅰ液とⅡ液 及び(固定液Ⅰ液とⅡ液に使う)それぞれのスポイト
ビニールテープとティッシュペーパーが必要となります。
(ビニールテープとティッシュペーパーは、自身でご用意ください。)
=試料水の採水=
試料水にてフラン瓶をよく洗った後、フラン瓶に気泡が残らないように
試料水を満水まで採取します。
(採水後、空気に触れないようにふたをします。
あふれた水を捨てると水の量はフラン瓶のスリ部分の下くらいになります。
溶存酸素の採取手順2溶存酸素の採取手順2
動画 (WMV形式:8.5MB)
溶存酸素の採取手順2
=溶存酸素の固定=
Ⅰ液をスポイトの線の下から2目盛り目のところまで吸います。
(2目盛り目のところにはペンで印をつけてあります。)
スポイトをフラン瓶の底まで挿入し、ゆっくり排出させます。
(固定液はフラン瓶2本ともに入れます。)同様に、Ⅱ液もゆっくり排出させます。
(Ⅱ液も同様にフラン瓶2本ともに入れます。)
=固定時の注意事項=
Ⅰ液・Ⅱ液に使用したスポイトを間違えて混同して使用しないようにしてください。
間違えてしまうと、スポイト内で(茶色い)沈殿が生成してしまいます。
また採水後、フラン瓶内に気泡が残らないようにしてください。
溶存酸素の採取手順3溶存酸素の採取手順3
動画 (WMV形式:8.4MB)
溶存酸素の採取手順3
=溶存酸素の固定(続き)=
Ⅰ液・Ⅱ液を入れ終わったら、ふたをして(あふれた水を捨てた後)
生成した(茶色の)沈殿が全体に広がるようにゆっくりと振り混ぜます。
=固定後の処置=
栓の部分から空気が入らないように密閉を行います。
水で湿らせたティッシュペーパーを栓の周辺に巻きます。
ビニールテープにてふたを固定します。
(固定後は直射日光を避け、フラン瓶が割れないように気をつけて取り扱ってください。)