浴槽水・レジオネラ属菌検査

  人々の健康と安全を守ります。

レジオネラ属菌により発症するレジオネラ症は、高齢者や乳幼児、他の病気によって抵抗力が低下している人などが発病しやすいと言われています。

 現在では、平成11年4月に施行された「感染症法」により第4類感染症(全数把握疾患)に指定され、社会的な関心も非常に高まっています。

当社では、主な感染経路である浴槽水をはじめ冷却水、加湿器用水などの水質検査を行い、その結果に応じて、必要な洗浄・殺菌消毒などの対策も行っております。

 

レジオネラ属菌とは?
重症肺炎の原因菌であり要注意対象として知られています。大きさが0.3×0.9μm~2×20μmの棍棒状の菌で、水温が20℃~43℃で活動的で、35℃~37℃で増殖するため、空調設備(冷却塔設備、加湿器、蓄熱槽など)、循環式浴槽設備、噴水や人工滝といった景観設備など、一定の水温が保たれている人工環境の水中では棲息率が高まります。06-00001
レジオネラ属菌に感染すると重症肺炎を発症する場合もあり、死亡例も報告されています。日本の発症例としては、1981年にはじめて報告され、2002年には宮崎県で循環式浴槽を介して集団感染事故が発生、感染者295人、死亡者7人の重大事故になりました。2 0 0 5 年以降、レジオネラ感染症の感染報告の増加が確認されており、より一層の注意が必要です。

 

浴槽水水質検査

私たちが毎日使う浴槽水は、飲料水と同様に特に衛生面が大切です。昨今話題となっているレジオネラ症を防止するためにも、公衆浴場法に基づいた定期的な検査をお勧めします。

遺伝子検査法-LAMP法-でスピーディに結果報告を

レジオネラ属菌の水質検査は、通常10日程度かかる培養法(定量)を採用していますが、洗浄後の安全判定などの結果が急がれる場合には遺伝子検査法-LAMP法-にて3日以内に結果を出すこともできます。

 

遺伝子検査法-LAMP法-(定性)とは……

レジオネラ属菌由来の遺伝子を検出するもので、日数のかかる菌培養が不要なことから検査に要する時間を大幅に短縮できます。生菌・死菌にかかわらず存在すれば「陽性」となります。

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浴槽水の検査項目と水質基準

浴槽水に関するよくあるお問い合わせ

浴槽で見える青い水と浴槽についた青い物質について教えてください。

青い水は、通常、給水や給湯水からは出ないものです。可能性としては「銅イオン」が考えられますが、もし銅イオンのみで水道水が青く見えているのであれば、その濃度は100~200mg/L以上でなければなりません。水道法の基準は1mg/Lであることから、青くなるだけの銅が溶け込むことは難しいと考えられます。
水が青く見える理由は、海や湖の透明な水が、光の反射・吸収でコバルトブルーに見えるのと同じ原理です。
浴槽などに青いスジが付いていてしまう場合があります。それは「石けん」や「あか」と、水に含まれる微量の「銅イオン」とが反応して、不溶性の金属石鹸ができるからです。
この場合に生成される金属石鹸中の銅濃度はあまり高くなく、台所用洗剤やレンジ専用洗剤を使って洗浄するときれいに落とすことが出来ます。